マンションのキッチンリノベーションで覚えておきたい成功のポイントと注意点
せっかくリノベーションをするなら、おしゃれなキッチンにしたい！使い勝手の良いキッチンにしたい！など、キッチンへのこだわりは皆さんあるかと思います。ただやってみたら、〇〇したことに後悔している、失敗した…という声も意外とあるのです。
そこで今回は、キッチンリノベーションの失敗例とともに成功させるためのポイント、マンションのキッチンリノベーションで注意する点についてご紹介します。
キッチンリノベーションのよくある失敗例とは？
毎日使うキッチンだからこそこだわりたいものです。しかし意外にも失敗事例も多くあるので、ご紹介していきます。
動線が悪くなった
コンロやシンク、冷蔵庫の配置場所などが変わることで家事動線が悪くなって不便を感じることがあります。何度も行ったり来たりしなければ行けなくて、効率が悪い…なんてこともあります。キッチンは使いやすく、動きやすいようにすることが大切ですが、スペースが狭すぎるのはもちろん、広すぎても使いにくくなってしまいます。
そこで動線を意識するために、コンロ・シンク・冷蔵庫の3点を結んだ三角形、ワークトライアングルを意識すると良いとされます。この三角形の距離が良いと作業がしやすくなります。一般的に、三角形の3辺の合計が360cm〜600cm程度だと理想だとされます。
シンクを大きくしたら作業スペースが狭くなった
大きいシンクは理想でもあり、洗い物をする際にはとても便利です。ただ、その分作業スペースを圧迫してしまいます。またシンクの他にもコンロの数を増やしたことで作業スペースを圧迫してしまうこともあります。
調理スペースがないことはストレスも大きくなってしまうので、最低でも45cmは作ると良いでしょう。
収納の使い勝手が悪い・収納が足りない
リノベーションやリフォームの際に重視するポイントとして収納量を考える方はとても多いです。キッチンの収納は吊戸棚や背面収納など様々ですが、例えば吊戸棚は上にあるため届きにくくて上手く活用できていなかったり、奥行きのある収納の場合は物が取り出しにくいといった使い勝手の悪さを感じることがあるのです。
そのため収納を考える時には、どのくらい収納が必要で、何を収納するのか、どこにあると収納しやすいのか、などといったことを踏まえて検討することがおすすめです。
キッチンの高さが合わない
キッチンの高さは料理をするうえでとても重要です。低いと足腰に負担がかかり、反対に高いと食材を切る時などに力が入らなくなってしまいます。
一般的にキッチンの高さは、「身長÷2＋5cm」が良いとされます。ただ、これはあくまでも目安なので、実際にショールームで実物を見て確認することがおすすめです。
アイランドキッチンで生活感が丸見えになってしまった
アイランドキッチンは、壁に囲まれていないため家族や周りの様子を確認しやすいことや、おしゃれであるため一目惚れでアイランドキッチンを検討される方も多いです。ただ前に壁がない分、キッチンが丸見えになってしまいます。
そのため、収納を工夫したりこまめに片付けをしたりといったことが必要になります。また手元を隠せる腰壁やハイバックカウンターを選ぶこともおすすめです。
キッチンリノベーションを成功させるためのポイント！
失敗例を踏まえて、キッチンリフォームを成功させるためのポイントをご紹介します。
必要な設備に優先順位をつける
キッチンには様々な設備がありますが、必要な設備を考えて優先順位を決めると良いでしょう。機能や収納など、あればあるだけ良いと思ってしまいますが実際には「導入したけどほとんど使っていない」ということもあり得ます。そうなると、予算が勿体なくなってしまいます。また、欲しい設備はあるけれど予算などの関係で欲しい設備全てを導入するのは難しい場合もあるかと思います。
そこで、キッチンをリノベーションして実現したいこと・今のキッチンで不満に感じていることを踏まえて取り入れたい機能の優先順位をつけておくと、可能な範囲で満足のいくリフォームを実現することにつながります。
使い勝手をシミュレーションする
キッチンのレイアウトなどを決める時には、普段料理をする時の動きや動線などをしっかりとイメージすることが大切です。
普段キッチンに立っている時の料理の手順・流れなどをシミュレーションしながら使いにくいところや動きにくいところがないか確認しておくと良いです。新しいキッチン・レイアウト（デザインなど）だけを考えてしまい、実際の使い勝手のことを忘れてしまうと使い始めてから後悔することにつながるので注意しましょう。
ショールームで実物を確認する
色味や素材、大きさなど、インターネット上やカタログなどで見るものと実物ではイメージが異なる場合があります。またキッチンの高さや作業スペースなどは実物の前に立って自分で確認してみることが大切です。人によって、イメージより大きく感じたり小さく感じたり、色味や素材も感じ方は様々なので、自分で確かめることがリフォームを成功させるポイントです。
実物をみることで、不便そうな箇所を発見できたり、反対に魅力に気づいたり思っていたよりも良さそうと思うことなどもよくあるので、一度ショールームに行ってみることが大切です。
マンションのキッチンリノベーションで注意する点
マンションのリノベーションでは、できないことや注意点があるのでリノベーション前に確認しておきましょう。
管理規約を確認する
マンションには管理規約というものがあります。管理規約によって、リノベーション（リフォーム）が可能な範囲、ルールなどが決められているので事前に確認しておく必要があります。またそのうえでリノベーションの内容を申請して許可をとる必要もあります。
また例えば、知り合いのマンションで〇〇できていたから同じようなリノベーションをやりたいと思っても、自分のマンションではできない可能性もあります。管理規約の内容はマンションによってそれぞれ異なるので、必ず確認しましょう。
キッチンを移動できない場合がある
マンションでは配管の位置によってキッチンの場所を変更できない可能性があります。
キッチンやお風呂、トイレといった水回りの配管はパイプスペース（PS）と呼ばれる共有配管につながっています。パイプスペースはマンションの共用部であるため、勝手に動かすことができません。
基本的にパイプスペースとキッチンを離すことはできないので、キッチンリノベーションでキッチンの位置を変えたい場合は注意が必要です。
電気・ガスの容量を確認する
ガスコンロからIHに変更したり、コンロの数を増やしたり食洗機を設置すると電気・ガスの使用量が大幅に増えることになります。しかしマンションには使用量に制限があるため、事前に確認する必要があります。
また電気工事を行う場合にしても管理組合の許可が必要になり、管理規約によってはそもそも電気工事も許可されていないこともあるため、リノベーション前に必ず確認しましょう。
まとめ
キッチンは毎日使う場所なので、使い勝手がよく快適な理想のキッチンにしたいですよね。キッチンのデザインやあると嬉しい設備など、理想をイメージしながら業者と細かいところまで打ち合わせをすることが大切です。そしてその際には、管理規約などマンションのルールを必ず確認してから進めることが大切です。
アイズスタイルでは横浜エリアでのリノベーション・リフォームを承っております。
横浜市でリノベーションをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
☆相鉄線沿線（横浜駅〜西谷駅）の施工対応注力しております！
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
株式会社アイズスタイル
本社：神奈川県横浜市西区南浅間町11-4 谷口ビル102
事務所：神奈川県横浜市西区浅間町5-378-12 Kビル2F
営業時間：09:00 ～ 18:00
定休日：日曜日
TEL：045-565-9890 FAX：045-565-9891
■相鉄本線西横浜駅から徒歩10分
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆