リノベーションするなら収納はたっぷり欲しい！収納のアイディアをご紹介！
リノベーションで叶えたいことの一つに「収納力アップ」を求める方はたくさんいらっしゃいます。仕事や趣味のアイテム、洋服、子供の荷物など、どこにどんな収納があるのかということは快適に暮らすためにとても大切です。しっかり収納があれば、空間もスッキリして気持ちよく過ごせるでしょう。今回は、リノベーションで作れる収納の種類やリノベーションをする時に覚えておきたいポイントをご紹介します。
収納力を上げるリノベーション、どんなことができる？
「収納」というとクローゼットなどはイメージしやすいと思いますが、クローゼットの他にも様々な方法があります。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットは人が中を歩けるサイズのクローゼットのことをいいます。ウォークインクローゼットの魅力はその収納力です。衣類はもちろん、鞄や趣味のアイテムなど収納力がある分、様々なものを収納することができます。また来客などがある時にもウォークインクローゼットに荷物を片付けることができる点でも一つあると嬉しい収納です。
ウォークインクローゼットの一般的な広さは2畳程度のことが多いです。2人分の荷物なら2畳程度、荷物が多い場合には3畳程度あると良いでしょう。さらに子供の洋服も一緒に収納する場合には3〜4畳あると安心です。荷物の量などに合わせて業者に相談してみると良いでしょう。
ウォークスルークローゼット
ウォークスルークローゼットは出入り口が2つあり、通り抜けられるクローゼットのことをいいます。出入り口が2つあることで、2つの部屋を繋ぐ導線ができるため、お家の中の回遊性がアップします。生活導線を考えながら設置することで、家事効率などのアップにもなるでしょう。また通気性がよくなることも特徴といえます。
ウォークスルークローゼットは、部屋と部屋をまたいで設置しますが、間取りのパターンは様々です。例えば、玄関と寝室の間に作ったり、キッチンとバスルームの間に作ったり、リビングと寝室の間に作ったりできます。どこにあると利便性が高くなるか、生活導線などを意識しながら検討することがおすすめです。
造作棚（壁面収納）
造作棚とは、決まった収納ではなく、作りたいところにオーダーメイドで作る、造り付けの棚のことをいいます。購入したラックなどを設置するのとは違い、その場所に合わせて棚を作るため、サイズが合わない・壁との間に隙間ができる、といったことがありません。また部屋との統一感もあるため、おしゃれな空間になります。
リビングや書斎に設置して本を収納したり、キッチンなら調味料などの収納、玄関なら靴の収納、洗面所ならタオルや洗剤の収納といったように、様々な用途でライフスタイルに合わせて設置できるのは嬉しいポイントです。デザインもサイズも自由に作れるので、好みに合わせて収納を作れます。
床下収納
床下収納はデッドスペースを活用できるため、部屋が狭くならず収納を増やすことができます。
床下収納にも種類がありますが、マンションのリノベーションで床下収納を作る場合には、小上がりを作ることで段差ができるためそこに収納を作る、床をリフォームして床の位置を高くするといったことが考えられます。
リノベーションをする時のポイント
リノベーションで収納を重視したいと思ったら、まずは荷物の量を整理しながらどこにどんな収納があったら良いか検討してみましょう。
荷物の量から必要な収納量を把握する
収納をたくさん作ると言っても、どの程度必要なのかは家族構成やライフスタイルなどによっても異なるため、まずは今の荷物の量を整理しましょう。洋服、家電、本、趣味や部活のアイテムなど種類別に荷物がどの程度あるのか把握することが大切です。その際、どのくらいの広さ・容量の収納スペースに収納しているかという今のお家の収納量から整理するとわかりやすいかもしれません。
どこに何を収納したいか考える
荷物の量、収納量をある程度整理できたら、それらをどこに収納したいか検討してみましょう。例えば、寝室の収納には洋服、リビングの収納には本や趣味のアイテム・小物、玄関の収納には靴や部活・アウトドアアイテム、洗面所の収納にはタオルや洗剤のストック、などといったように整理しておくと、どこにどれだけの収納が必要か見えてきます。
生活導線に合わせて収納を考える
とにかくたくさん収納が欲しいと思って設置しても、生活導線の中で必要な場所に収納がないと利便性が悪くなってしまう可能性があります。そのため、生活導線・回遊性を踏まえて収納を検討することがおすすめです。例えば、玄関の隣に広い土間収納を作り、キッチン側とつなげることで食料品のストックを収納しておくこともできて、帰宅後の生活導線がスムーズになるでしょう。また洗濯後、そのまま洗濯物を畳んで収納できるようにランドリースペースを設けるといったことも家の中を行ったり来たりする手間が減り、利便性がアップします。
リノベーション業者には自分のイメージ・理想を伝える
「ここにこんな収納が欲しい」「こっちにはこれくらいの収納量が欲しい」など、イメージや理想があればまずは業者に伝えるようにしましょう。せっかくのリノベーションなので、後悔がないように進めるには要望を伝えて相談しながら進めることが大切です。もちろん、できるものとできないものがあるとは思いますが、自分のライフスタイルに合わせた利便性が高い収納にするにはイメージを伝えるようにしましょう。
まとめ
お家の利便性を左右する一つが収納です。必要な収納があればお家がスッキリして、快適に生活することができます。リノベーションをする際には、生活に合わせた収納作りを検討してみてください。
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