リノベーションはどんな人に向いている？物件を選ぶ時のポイントとは？
リノベーションを検討している方にとって、悩むポイントはたくさんあると思います。リノベーションで理想の住まいを作る方は近年とても多く人気がありますが、リノベーションで後悔しないためには考え方や条件が合っているかなどを把握しておくことも大切です。今回はリノベーションに向いている人、そしてリノベーションに向いているマンションの特徴についてご紹介します。
リノベーションに向いている人
まずはリノベーションに向いているケース、どんな人に向いているかについていくつかご紹介します。
住みたいエリアにこだわりがある
中古マンションを購入してリノベーションをする魅力の一つは、物件の選択肢が広がることです。物件探しの条件は様々ありますが、エリア重視の方も多いはずです。例えば、子供の学校の学区内や通勤の利便性、実家から近いところなど、ライフスタイルなどによって住みたいエリアがあると思います。
新築で建てようと思っても、立地が良いところには土地がなかったりすることもあります。また都市部は土地の価格が高かったりして、なかなか希望の条件に合うところを見つけるのは大変です。
中古マンションなら都心部にも選択肢があるため、住みたいエリアの中で希望の物件が見つかる可能性が広がります。
予算を抑えつつこだわりの内装・デザインにしたい
できるだけ予算を抑えつつ、でも内装にはこだわりたいという方にはリノベーションがおすすめです。例えば、趣味を楽しむ部屋を作りたい、他にはないオリジナルのキッチンにしたい、広いリビングにしたいなど、住まいを作るうえで内装・デザインにはこだわりたいものです。
一般的な間取りではなく、オリジナリティ溢れる空間にしたい場合は、リノベーションなら自由度が高いので、ライフスタイルに合わせた住まい作りができます。
マンションの制約があっても楽しめる
中古マンションのリノベーションにおいては、マンションの管理規約の範囲の中で行わなければいけません。またマンションの構造や物件の状態などを見ながら工事を進めることになります。
そのため、リノベーションは自由度が高いとはいえ、一定の制約があります。できること、できないことがある中で工夫しながら、リノベーションを楽しめるかということもポイントになるでしょう。
リノベーションに向いているマンションとは？
中古マンションを購入してリノベーションをする場合、物件選びはとても重要です。リノベーションに向いている物件の特徴についてご紹介します。
管理がしっかり行われている
まずはマンション全体の管理や点検がしっかり行われている物件かどうかを確認するようにしましょう。管理や点検は、物件そのものの寿命につながります。しっかりと管理されていなければ劣化が早くなり、またすでに劣化が進んでいる場合もあるかもしれません。
そのような物件の場合、せっかくリノベーションしても長く住めない可能性も出てくるかもしれません。廊下やエレベーター、エントランスなどの共用部分の管理状態を確認しましょう。また長期修繕計画があるか、修繕積立金が潤沢かなども不動産業者に確認することがおすすめです。
新耐震基準が採用されている
耐震基準には、「新耐震基準」と「旧耐震基準」がありますが、リノベーション向きの物件を探す時には「新耐震基準」の物件のほうが比較的安全性が高いといえます。
1981年6月1日以降に建築確認を受けた物件は新耐震基準となります。そのため、中には1981年に完成した物件であっても旧耐震基準のこともあります。ただ、旧耐震基準の物件でも新耐震基準に直していることなどもあるので、確認するようにしましょう。
また安全性ということ以外にも、旧耐震基準の物件は住宅ローンの控除を利用できない可能性があります。これは担保価値が低いと判断される可能性があるためです。ただし、先ほど説明したように旧耐震基準でも耐震補強や耐震改修をしていたり、一定の耐震性があることを認める「耐震基準適合証明書を提出することで住宅ローン控除を受けられる可能性があります。
マンションの構造はラーメン構造
マンションの構造には、ラーメン構造と壁式構造の2つがあります。
ラーメン構造は、柱と梁の枠で建物を支えています。そのため、柱や梁が室内に出て目立ってしまいますが、壁を撤去してスケルトンにしやすい（壁がない空間を作れる）という特徴があります。
一方で壁式構造は、壁で建物を支えています。そのため、柱や梁が室内に出ていないことでスッキリした印象になるものの、建物を支えている壁は撤去できないのでリノベーションにおいては制限が出ることになります。
リノベーションで大きな間取り変更をしたいと考えている場合、ラーメン構造の物件のほうが理想の間取りを実現しやすいでしょう。物件探しの前に、どんなリノベーションにしたいかイメージしておくことがおすすめです。
管理規約の確認も忘れずに！
リノベーションの際に必ず確認が必要なのが、マンションの管理規約です。管理規約はマンションによってそれぞれ決まっています。具体的な内容はマンションによって異なりますが、例えば水回りの移動はNG、床材は規約で決まっている遮音性の基準をクリアしているもの、などといったようにリノベーションできる範囲が決まっています。
管理規約の制限が厳しい場合、リノベーションでやりたいことができない可能性があるので、物件選びの際には管理規約も忘れずに確認するようにしましょう。
まとめ
リノベーションに向いているケースと物件探しの際のポイントについてご紹介しました。リノベーションを検討している方は参考にしてみてくださいね。
アイズスタイルは、横浜エリアでのリノベーション・リフォーム工事を承っております。
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